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パラダイス☆熱海

熱海という治外法権の歩き方を考える。

熱海マップ-5つのゾーン-

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こちらはとくまの主観による熱海のゾーンマップです。
当ブログでは熱海を下記5つのゾーンに分類しています。


◯スピリチュアルゾーン

主に線路よりも山側のゾーン。熱海古来からの信仰を集める「来宮神社世界救世教の「MOA美術館」など、宗教絡みの施設がやたら多いのが特徴。冷静に考えると結構アレな施設が普通に受け入れられているところに熱海の懐の深さを感じる。また来宮駅下のエリアも神社や寺院が多く、高台という地の利が好まれたのであろうと思われる。

◯観光ゾーン

熱海駅周辺に広がる仲見世商店街、平和通り商店街を中心とした比較的新しい観光ゾーン、熱海銀座を中心としたいにしえの観光ゾーンに分かれる。
新規ゾーンの目玉は五木みどりの店一択。絶対に都心では流行らないであろう商品ラインナップは一見の価値あり。いにしえゾーンは深刻なシャッター通りだったが、オシャレなゲストハウスの誕生により意識高い系の人々も参入つつある。しかし地元民は別に快く思っていない模様。そのあたりのスリリングな展開も要注目のエリアだ。ストリップ劇場の跡地など往年のいかにもな雰囲気もまだギリギリ残っている。

DQNゾーン

熱海サンビーチを中心とした若者に大人気なエリア。周囲のホテルもミクラスを始め近代的なものばかり。夏になると著しく民度が下がることで有名。またムーンテラスという恋人の聖地も完備しており、熱海市の若者観が限りなくDQN仕様であることに驚かされる。往年の熱海ファンからはケッと思われていること請け合いだが、この節操のなさこそまさに熱海。ちなみにサンビーチも人工の砂浜という死角のなさ。花火大会も夏だけかと思いきや春夏秋冬すべて行っている。この節操のなさ、以下同文。


◯花街ゾーン


大きな温泉街には特有の花街文化。今でこそ精神的に秘境化してしまった熱海だが、歴史は古く味のある花街文化が残っている。熱海芸妓見番歌舞練場などは比較的まっとうに花街の雰囲気を楽しめる。ただ芸妓さんの高齢化に歯止めがかかっていない様子なので、その辺りは考慮の必要有。
バブル以降、社員旅行の受け皿となった熱海では、夜の街も異常なくらいの発展を遂げている。清水町のマルゲンビルはスナック系の店舗しか入っていない。ここは銀座かと思う。最近では韓国系、中国系の店舗が増えているが、最盛期はさぞ凄いことになっていたのだろう。また海側の渚町は元赤線として有名。「飲む打つ買う」がこんなに小さな街の中で完結していた、ということに驚きつつ思いを馳せるエリア。


◯迷走ゾーン


バブル期の日本がどれほど調子に乗っていたのかよく分かるエリア。最注目はもちろん熱海秘宝館。最近ではメディアで取り上げられることも増え「昭和レトロ」「ちょっと大人の」といった口当たりの良い言葉で紹介されているが、基本的にはバカ施設である。こんなもののためにロープウェーまで作ったのかと思うと、その金銭感覚に驚きを隠せない。また熱海城の「そこに城があることの無意味さ」は日本屈指のレベルであり、一周まわってシュールなその勇姿をぜひ確認して頂きたい。


その他、バブル期に建てられた大型ホテルなどにも注目していきます。

 

「ダサい」「民度が低い」など散々な言われようの熱海ですが「欲望への素直さ」という1点において、とくまは熱海という街を心から愛しております。これほど人間というものが赤裸々にだだ漏れになった街は他にないと思うのです。色々なことを書きますが、基本的には愛情の裏返しだと思って頂ければ幸いです。

 

次回から各ゾーンや建築物について、もう少し詳しく記載してみたいと思います。